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スマホ対応必須!1か月後のGoogleアルゴリズム更新の基礎知識と対応方法まとめ

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モバイルフレンドリー対策はお済ですか?

WEBコンサルタント『サーチサポーター』の代表、敷田憲司です。

 

ドイツのミュンヘンで開催されているSMX Munichにて、2015年4月21日に実施されるGoogleのモバイフレンドリー・アルゴリズム更新の影響について、GoogleのWebマスタートレンドアナリストであるZineb Ait Bahajji氏が「パンダアップデートやペンギンアップデートよりも大きなものとなるであろう」と語ったそうです。

※ 参考

Search Marketing Expo | SMX Munich

 

この発言についてカンファレンス参加者のAleyda Solis氏がTwitterに投稿、更に、GoogleのGary Illyes氏がその発言をリツイートしています。

 

 

また、Googleは明日より「ふと浮かんだ疑問はGoogleにきいてみよう。」をテーマにキャンペーンを行うと発表しました。

※ 参考

質問を理解して、答えを見つける Google 検索変更する | Google Japan Blog

 

発表のタイミングもさることながら、Googleがいかに音声入力を意識した改善を図っているか、「モバイルフレンドリーを重要視しているか」が伺えます。

これらの事柄から、モバイルフレンドリー対応の必要性、及び対策方法についてご説明します。

 

4月21日のモバイフレンドリー・アルゴリズム更新の影響度合いは?

今回のモバイフレンドリー・アルゴリズム更新の影響度合いですが、パンダアップデートの影響は最大で約12%、ペンギンアップデートの影響は最大で約4%と言われており、「それよりも影響が大きい」という言葉そのままに解釈すると、それ以上の範囲で影響が出るものと予想されます。

※ 参考

Googleのモバイルフレンドリー・アルゴリズムはパンダやペンギン以上のインパクトを与える。 | SEO Japan

 

ただし、今回のモバイルフレンドリー・アルゴリズム更新は、パンダアップデート・ペンギンアップデートとは大きな違いがあります。

それは影響を与える対象が違うということ、モバイルフレンドリー・アルゴリズムはモバイル検索結果のみに影響を与え、デスクトップ(PC)の検索結果には影響を与えないということです。

 

モバイル検索が増えるということは音声入力検索も増える

今日においてはGoogleの検索クエリの約50%がモバイルからの検索とも言われいます。

この割合、数ともに今後は増えていくことが予想されますし、モバイル検索が増えるということは音声入力検索も必然的に増える、「話し言葉での検索が大幅に増える」のではないかと私は予想しています。

音声入力はマイクや専用ソフトがあればパソコンでも出来ますが「スマートフォンについているからこそ使われる機能」です。

話すことが目的だった電話が元になっているデバイスだからこそ、多くの人が使う機能であると言えるでしょう。

(SEOでいうところの話し言葉での検索アルゴリズム、「ハミングバードアップデート対策」も今後は必要になって来ますが、ここでは割愛します。)

 

このように、モバイルフレンドリーではないサイトは検索順位が落とされてしまう可能性があるだけではなく、検索方法も変わってくることが予想されます。

やはりモバイルフレンドリー対策はやるべきと言えます。

モバイルフレンドリー対策は必須です。

スマホユーザーの利便性を上げることはSEO対策です!

 

具体的にどういった対応をすればよいか?

では、モバイルフレンドリー対策を行うにあたり、具体的にどうすればよいでしょうか?

先ずは自分が管理するサイトがモバイルフレンドリーかどうかを下記リンクより確認してみてください。

※ モバイルフレンドリーテスト

https://www.google.com/webmasters/tools/mobile-friendly/?hl=ja

確認方法はいたって簡単です。

自分の運営サイトのURLを入力するだけです。

このツールはモバイルフレンドリーかどうかを確認するだけでなく、問題があれば改善方法も提示してくれます。

問題ありません。このページはモバイルフレンドリーです。」というメッセージが表示されるまで改善を行ってみてください。

 

また、あなたがウェブマスターツールを使っているのであれば、メニューの「検索トラフィック」-「モバイル ユーザビリティ」より、問題点を指摘するメッセージが表示されているかも確認してみてください。

※ モバイルユーザビリティ

https://www.google.com/webmasters/tools/mobile-usability

 

更にGoogleはウェブマスター向けモバイルガイドの日本語版を公開しています。
こちらも参考にしてみてください。

※ Googleはウェブマスター向けモバイルガイド

https://developers.google.com/webmasters/mobile-sites/get-started/?hl=ja

 

モバイルフレンドリー対応は面倒くさい作業かもしれませんが、スマホユーザーのユーザービリティを上げることはユーザーに情報と価値を提供することに繋がりますし、「検索エンジンを利用している人のために行うSEO施策」となりますので、是非やりましょう!

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この記事を書いた人

敷田憲司

敷田憲司

WEBコンサルタント『サーチサポーター』代表。 WEBで探してもらえるよう、注目されるようにサポートします。 コンテンツの企画立案だけでなくSEO、SEM、アクセス解析などの集客、運用、分析も行い、お客様の状況、目的に合わせて優先度をつけてご提案しています。 趣味はサッカー観戦とフットサルです。

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