「医者が「ご臨終です」と言うが、死んだ人間はそれを聞いているらしい」はデマだと思うよ


こんなツイートが流れてきた。

うーん、医師の死亡診断ってそんな適当じゃないだろう。

聴覚が生きているなら蘇生の可能性がある……というか、「まだ死んでない」と考えるのが普通だ。

根拠のない都市伝説の類だろうというのはこの時点でわかったんだけど、元ネタがなんだったのか気になるので少し調べてみた。

たぶん、この2つの話が混ざったんだと思う。

(6)終末期後期ケアと家族への対応
死亡直前の症状の説明(苦しそうでも患者は苦しくない事の説明・これはもう少し前から終末後期からしておくほうがよい)家族にできること(優しく呼びかける、手足をなでる)を伝えます。聴覚は最後まで残るので、呼びかけてあげることをすすめします。
引用元:終末期を考える市民の会

これからギロチンにかけられる死刑囚に対して、その極刑の直前、意識を有する限り、瞬きをするように依頼するというものである。そして多くの場合、それら依頼を受けた死刑囚は ― 科学者の期待に応えず ― 斬首後にまるで反応を見せずに即死した一方、ある者は三十秒間に渡って瞬きを続け、やがて死亡したというケースも報告された
引用元:斬首 ― 切断された人間の頭部は意識を有するか

これが確認時点(2012年9月2日18時過ぎくらい)で5,052件のリツイートと1,829件のお気に入りとなっている。

ちょっと考えればデマだってすぐわかりそうなものだけど、「自分の親が死ぬときは、心拍停止音の後「ありがとう」を先に言うべき。」っていう、ちょっといい話っぽさが思考停止を招くんだろうなあ。

おれも気をつけよう。

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「医者が「ご臨終です」と言うが、死んだ人間はそれを聞いているらしい」はデマだと思うよ” への11件のコメント

  1. いや、それは全く違います。

    呼吸と心臓が止まるとすぐにすべての細胞がすぐに死ぬ訳ではありません。細胞は時間をかけて死んでいきます。その間、部分的には生きているのと何ら変わらない状態になります。これは医学的な事実です。

    そうでなければ、そもそも臓器移植とかもできないですよね。

    • はい、なので呼吸と心臓が止まっただけでは死亡とはいわないですよね。
      そうでなければ、そもそも人工呼吸や心臓マッサージとかもできないですよね。

      • いやいいや、死の判定は、その程度でしていますよ。

        まぁ、そもそも「聴覚が残る」というのは、自発運動ができないような状況でも聴覚が残っていることはよくある、ということなので、反応なくても話しかけることは意味あることです。

        ちなみに特殊な状況ですが、脳死などは瞳孔を確認し、人工呼吸器を止めて判定しますが、それでも脳死後に生き返ることがあります。そのくらい死の判定は微妙です。

        • > そもそも「聴覚が残る」というのは、自発運動ができないような状況でも聴覚が残っていることはよくある、ということなので、反応なくても話しかけることは意味ある
          そのタイミングで医師が「臨終です」と言っちゃうんですか?;
          イレギュラーな事態は仕方がないにしても、さすがにそんな勇み足のお医者さんは少数だと思いたいなあ。

  2. 臨終という意味は、「死に臨む。(しにのぞむ)」「死にぎわ)」(広辞苑より。)
    であって、まだ死んでいません。
    「ご臨終です。」は、「死にました。」ではなく、「そろそろ死にます。」という意味です。

    まだ死んでいないのですから、聞いている可能性はあります。
    「臨終」を「死亡」と勘違いしないでください。

  3. 「臨終」は「死に臨む。(しにのぞむ)」、「死にぎわ」(広辞苑より)という意味で、まだ死んでいません。
    まだ死んでいないので聞いている可能性はあります。
    「臨終」と「死亡」を勘違いしないでください。

      • 「臨終」と書いているのに勝手に「死亡」に置き換えてデマ呼ばわりしていることを理解してください。
        広辞苑に従えば、臨終はまだ死んでいません。
        書いた人は、まだ死んでいないという意味で書いているのです。
        あなたは、勝手に「死亡した」と置き換えて意見を述べている。
        しかも、自分のほうが広辞苑より正しいと言い出した。
        とりあえず、あなたの臨終の認識などどうでもいいです。
        あなたがデマと言っている記事を書いた人が、どういう意味で書いたのかが問題なのでしょう。
        その人はあなたのように「死亡した」なんて一言も言っていません。
        ただ、死の直前ですから、死に方によっては脳がそこまで働いているとは思えず聞こえていないかも知れませんね。
        とりあえず、記事を書いた人は、死の直前という意味で書いているのですから、あなたも死後ではなく、死の直前に置き換えて考えてみてください。

        • 臨終=死亡という慣用は私が勝手に主張しているわけではないんですが。先のコメントのリンク先をご覧ください。

          それで、死亡宣告と誤解される可能性が高い言葉を、わざわざ瀕死の患者の家族の前で発するお医者さんが実際どれだけいるんですかね…。

          ところで、namaeさんは投稿者の意図がおわかりになるようですが、ご本人ですか?

    • 緩和ケアで有名な医師の方のようですね。
      この方も、まだ聴覚が生きている状態で「ご臨終です」と家族に告げそうはないなあと感じたんですが、いかがですか?

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