どん底から不死鳥の如く蘇った5つの企業


おごれる人も久しからず。いかな栄華を誇った企業もあっさりと主役の座を奪われるのが現代社会の厳しいところ。

最近で言えばシャープ、パナソニック、ソニーという日本の誇る家電メーカーが揃って不調。

made in Japanの威光はもはや消えうせてしまったのか。

しかし、捨てる神あれば拾う神あり。

「こりゃもういかん」と思われたところから奇跡の復活を遂げた企業もある。

思いついたところを列挙してみる。

アップル
マイクロソフトの圧倒的攻勢に一時は「独占禁止法に抵触するからマイクロソフトが止めを刺さずに生かしている」なんていう植物状態に。すわ安楽死かと思いきや、スティーブ・ジョブズが戻り、iMacで自立呼吸を再開し、iPodを撒き餌にiTunesという根を張り巡らして、iPhoneで大輪を咲かすという見事な復活。現在では時価総額世界一とまさに名実ともにトップ企業に躍り出た。ジョブズが亡くなってどうなるのかと心配はされているが、いまのところ目だった破綻もない。

JAL
親方日の丸体制でおんぶに抱っこでやってきた結果、輸血を繰り返すもついに老衰寸前。あわやのところで高天原より稲盛和夫翁が降臨。神剣「徳政令」で多数の債権者と従業員をばったばったと切り倒し、わずか2年余りで再上場を果たすというまさに神業をやってのける。なんだよやっぱり日の丸効果抜群じゃねーかよと冷めた声も聞こえるが、それを含んでも某半導体メーカーの如くどうにもならないこともあるわけで、やはり経営手腕が素晴らしかったと言えるだろう。

任天堂
ファミコンで築いた黄金時代。我が世の春を謳歌していたところに新鋭の刺客プレイステーションに帝位を追われる。長く苦しい放浪生活、花札賭博で糊口をしのぐ。ついに引いたぞ大手役、猪鹿蝶と気合を入れて世に送り出したポケットモンスターが浮揚のきっかけに。ニンテンドーDS、Wiiと相次いでヒットを飛ばし、数年前にはアップルと並び称される有望株まで成長。最近また勢いが翳りだしてはいるものの、それまでの経緯は復活劇のお手本といって差し支えない。

リクルート
広告業界の雄。今風に言えば学生ベンチャーからはじまった求人雑誌が急成長。バブルの追い風に乗って不動産業にも進出し、一代にして巨大企業を創り出した。しかし好事魔多し。一大疑獄事件を引き起こし、名声は地に落ちついにはスーパーの傘下にまで落ちぶれる。だが恐るべきはそこからの粘り腰。不動産業を切り離し、得意の「リボン図」に則った展開により分厚い利益率を誇る広告媒体のコングロマリットを構築。借金もすべて返し終え、最近では海外展開をにらんだ資金調達のために上場まで決定している。

日産自動車
・・・やべ、カルロスゴーンで生き返ったくらいしか知らね。

しかし、こうやって見ると企業の浮沈というのはそのときそのときの状態だけではまったく測りかねる。

測れないものだからこそ昔から株で破産したりする人が絶えないのだろうけれど、一寸先は闇というか、塞翁が馬というか。

まったく世の中は諸行無常である。

follow us in feedly

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です