イケダハヤトが嫌われる3つの理由。vsやまもといちろう対談を経て


一昨日こんなイベントに行ってきました。

やまもといちろう×イケダハヤト対談イベント「果てなきブログ論争に意味はあるか」(EventRegist)

有名ブロガーの両名がネットバトルを経てついにリアルの場で討論する、というイベントです。現場で聞いているとおかしくておかしくて終始笑いがこらえられませんでした。イケダハヤト氏はお笑いに転進すべきであると私などは真剣に考えました。

このイベントに至った経緯は司会兼イベンターを引き受けた徳力氏のブログに、イベントの内容そのものはNAVERまとめに書き起こしがあるので、詳細を知りたい方はそちらをご覧ください。

やまもといちろうさま、イケダハヤトさま、謹んでイベントの担当を承ります。でも、本当に参加してくれる人っているんですかね・・・?(tokuriki.com)
やまもといちろう ×イケダハヤトの #ブログ論争 書き起こし(NAVERまとめ)

やまもといちろう氏がはじめに殴りかかり、それにイケダハヤト氏が「なんであなたは人を攻撃するんですか?」と尋ねたことからはじまったイベントですので、表面上のテーマは「なぜやまもといちろう氏はブログで他者を攻撃するのか」でした。

しかし、どういうわけか話は迷走して「情報発信者の責任」や「批判を受け入れる謙虚さ」に焦点が移り、最後はイケダ氏の「サンドバッグ宣言」で締めくくられるという笑撃の結末に至っています。

そしてイベント後のふたりのエントリがこちら。

【御礼】イケダハヤト師とのイベントにご来場くださいまして、ありがとうございました(やまもといちろう)
「イナゴの王」やまもといちろう氏との対談を終えて(ihayato.書店)

ああ、なるほど。ここに至ってようやくイケダハヤト氏がこんなにも衆人の怒りを誘う理由がわかりました。

冒頭に申し上げたとおり、イベント中は私はイケダ氏の天然ぶりがおかしくておかしくてずっと笑い転げており、それほど苛立ちはおぼえなかったんですね。「ブロガーは発信内容に責任を持たなくてよい」や「マルチ商法は悪ではない」といった発言にはオイオイと思いましたが。

しかし、このイケダハヤト氏のエントリにはイラっとさせられました。理由は以下の3つです。

  • 尊大さ
  • 軸のなさ
  • 倫理観の欠如

尊大さについて

引用のために読み返してもイラッとするので、イケダ氏のエントリを読めばわかる…で済ませたいのですが、そういうわけにはいかないのでちゃんと引用します。

なぜやまもとさんのような人物が、あんなに攻撃的なブログを書くのか。ぼくはそれを知りたくて、この企画に乗りました(寄付を集めるというのも大きな目的ですが)。

別に大して興味はないんだけど、ちょっと気になるところがあるから面倒だけどイベントに出てやったぜ、というような態度がありありと見えます。というか、寄付はどれくらい集められたのでしょうか。やまもと券、イケダ券の売れ行きは公表されませんでしたが、これは主催者である徳力氏の温情なんじゃないかな。あまりに大差があるとイケダ氏を吊るし上げるためのイベントになってしまいますから。

やまもとさんは「愚かで未熟なぼくらは、変化していくべきで、それがコンテンツになる」という哲学をお話してくださいました。これはまったく同感です。ぼくは、やまもとさんの今後の「変化」が楽しみです。一人の読者としては、②と③を捨て、①の側面を強くしていくことを、個人的には期待しています。

ハイパー上から目線です。っていうか、まったく同感というならあなたも変化しなさい。

軸のなさについて

またしても引用です。

法的には問題ないけど、俺が許せないから裁いてやる、という論理は危険です。ネトウヨやネット自警団と変わらない理屈です。法的に犯罪ではないのなら、市民としては黙るか、法律を変えるための活動をすべきです

一方で、以前にこんなエントリを書かれています。

社畜と家畜の共通点(ihayato.書店)

個人名こそ出していませんが、日本の企業文化やそこで働く人々を壮絶にdisっています。これは自身が否定された「俺が許せないから裁いてやる、という論理」そのものではないでしょうか。

社会への復讐のつもりで書いているそうなので、イケダ氏のブログこそ攻撃性の塊なんじゃないでしょうか。

自分の攻撃性は肯定しつつ、他者にはそれを許さないのはダブルスタンダードです。

倫理観の欠如について

上記の引用中にも書かれていますが、元記事内には「法律に反してないんだから何を書いたっていいじゃん」という主張が登場します。

「発言者の責任」について語ったセンテンスではこんなことも。

この「発言者の責任」問題については、ぼくは「個人のブログなんだから、そんなのは読者の責任だろう」という態度を貫くことにしています。合理的に考えて、ぼくのブログを読んで誰かが「ノマドになったけど食っていけない!」という事態になっても、それはぼくの責任とは言えないでしょう(そういう判例ないのかな?)。

法律とは最低限の社会のルールを定めたものです。「盗んではいけません」とか、「騙してはいけません」などですね。あくまで最低限ですので、法律を守っているだけでは十分な倫理を備えているとはいえません。

「違法じゃないからいいじゃん」という精神性がマルチ商法をも許容させてしまうんでしょうね。ヤクザの生活保護ビジネスとかもイケダ氏的にはOKなんでしょうか?

そのクセこんなことも書いているからややこしい。

自分の非道徳性にどう向き合い、超克していくか、これがブロガーに課せられた根源的な問いと言えるでしょう。ぼくはここ最近ずっと、自分の非道徳性について考えつづけています。

自分自身の問題なのに、なぜか「ブロガー一般」に拡大されているのがまた激しく不遜さをかもしだしておりますが。わかってるんなら早く非道徳性を超克して道徳を身につけてください。

ぼくは、イケダハヤトさんの今後の「変化」が楽しみです。一人の読者としては、尊大さと非道徳性を捨て、軸を強くしていくことを、個人的には期待しています。


(同日追記)
関連記事を追加しました。
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