【記事の仕上げスパイス12種】ライティング素人でも大丈夫!コンテンツマーケティング記事を「編集」する方法

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【記事の仕上げスパイス12種】ライティング素人でも大丈夫!コンテンツマーケティング記事を「編集」する方法

更新日: 2015年10月13日

コンテンツを編集するには

こんにちは。名古屋を中心に様々な企業のWebサイトにおけるSEOやオウンドメディアの支援をさせて頂いている、riverch代表の中谷直登です。
主にSEO関連の話題を発信するブログ『SEO Scene』の運営も行っています。

さて、コンテンツマーケティング/オウンドメディアにおいて、最も重要なものといえば、言うまでもなく「コンテンツ記事」そのものです。記事がなければ、何も始まりません。

記事を書くには、現実的に5つの方法があります。

  1. (1) 社外のプロライターに依頼する
  2. (2) 社内に筆の立つスタッフがおり、うまい記事を書いてくれる
  3. (3) ライティング経験の無いスタッフが、とにかく書き始める
  4. (4) 社外のアマチュアライターに依頼する
  5. (5) あなたが、自ら書く

 

あなたの会社ではどれですか?
もしくは、これからコンテンツマーケティングを始めたいと考えているのなら、どの方法を検討していますか?

今回の寄稿記事では、2から5まで…つまり、ライティングのプロではない方に書いて頂いた記事を、読みやすく編集するテクニックをご紹介します。
※ちなみに、ここでの編集とは、文章を校正したり推敲する行為を意味するものとします。

なぜ記事には編集が必要なのか

記事のネタや企画が「材料」で、
文章を書くことが「調理」だとすれば、
編集作業は「仕上げ」のようなものです。

編集=仕上げは、記事のアクを取り、味を整え、食べやすく仕上げ、お皿に綺麗に盛り付ける大事な工程です。
ワンランク上の美味しいコンテンツをお客様に届けたいのなら、鍋で熱したままの記事をそのまま『どちゃッ』とテーブルに出したりしたくないですよね。

そう、そもそも文章というのは、書きだした後は熱を帯びているものです。
書いた本人は、その文章の構造や、文法ミス、誤字・脱字などについて驚くほど盲目的になっています。
まして、今回は文章のプロではない人間が記事を書くんですよ。あなたの大切な取引相手に料理を振る舞いたいのに、素人が自分の味覚に頼った味見だけで作った料理を出すことはリスクですよね。

記事の編集とはつまり第三者の目、さらには手が加わることです。
アツアツの料理をいったん落ち着け、他の人に味見をしてもらうようなものです。

もしあなた方が、社内スタッフや、社外のアマチュアライターに記事を執筆してもらうなら、必ずライターとは別に「編集者」を設けて下さい。

でも、編集者自身にライティングの能力や知識が無くてもいいのでしょうか?

今日は、そんな疑問のために記事を書かせていただいています。
ここにある具体的な「仕上げ」テクニックを活用すれば、誰でも立派な記事コンテンツを仕上げる事ができます。

運営人数が少ない等、何らかの理由でどうしても編集者が用意できない場合は、記事を書き終えたあなたが編集すべきでしょう。
その際にはクールダウンのため、時間を置いたりしてアタマをリフレッシュする事をオススメします。
いったん外に出てスターバックスにラテを買いに行ったり、もしくは一晩置いておいて翌朝スッキリした頭で編集に取り掛かるとよいと思います。

鷹の目で記事を読め

鷹の目で記事をチェックせよ

あなたが編集者として、ライターから上がってきた記事を読むときは、荒野にひそむ一匹のネズミを見つけ出し、あざやかに捕らえる鷹のように、すみずみまで注意深く読んでやる必要があります。スクリーン上の一文字一文字を大空から追うようなイメージで、きわめて府瞰的に、冷静に。

【1】誤字・脱字は無いか

ほら、そこに、一匹のネズミが走っていた事に気づきませんでしたか?
今、「きわめて府瞰的に」とありましたが、正しくは「俯瞰的」ですね。

このように、漢字のミスや”書きまつがい”は、その文章を書いた本人ではなかなか”気ずきずらい”ものです。(この一文の太字部分もですね。)

ライターは、文章を書き終え、最後の読点を打ち終えた時点で、無意識のうちに「ひと仕事終えた」感覚に支配されます。
文章を書くということは、はじめは真っ白だったテキストエディタに文字を紡いでいくという、ゼロからイチを産み出す作業。

たった今出来上がった文章を読み返しはするものの、これを書き終えたぞ!という事実に満足してしまうので、本人は誤字・脱字は特に見逃しやすいのです。
だからこそ、あなたが編集者として、「鷹の目」で記事のディティールを確認してやる必要があるのです。

僕のブログ”SEO Scene“でも、なんとなく自分で過去の記事を読み返していて、ちらほら誤字を見つける事があります。
さらには、本寄稿記事でさえ、編集の方に誤字をご指摘いただいたくらいです。

【2】一貫した主張があるか

記事のはじまりで勢い良く弾を発射したのはよかったけど、どこにも着弾せず地面に落下してしまうような記事。
また、途中で風に吹かれてあらぬ方向に飛んでいってしまう記事。

これらはすべて主張やメッセージが無いからこそ起こってしまうのです。
鷹の目で記事を読んで、「この記事は◯◯について述べている」と明確に理解できますか?
「…結局何がいいたいんだ?」という内容になってしまっていませんか?
弾を撃ったら、述べるべき主張まで一直線、『ズドン』と飛んでくるような文章となっているか、冷静に判断してください。
主張やメッセージのない文章は、ただの戯言です。

 

文章を「仕上げる」際のチェックポイント

さて、ここまででようやく文章の粗熱を取り除きました。
ここから具体的に手を加えていき、仕上げのスパイスをふりかけていきましょう。

【3】文章を適切に改行できているか

ときどき、Web上で全く改行のされていない文章を見かける事があります。どれだけ良い事を述べていても、改行がされていないだけで一瞬にして読みづらい文章となってします。また、稚拙な印象や、「ヤバい奴」のような印象を与えてしまいます。文章は、内容の塊ごとに改行しましょう。当たり前の習慣に聞こえるかもしれませんが、意外とないがしろになっているケースもあるのではないでしょうか。改行がされないと、文章の流れがまったくつかめなくなります。たとえ話題が変わっても、改行されていないというだけでわかりにくくなってしまいます。また、PCのスクリーンで文章が改行されずに横に伸びていると、視線の移動幅が無駄に広がってしまい、視覚的に疲れてしまいます。適切に改行できていない文章とは、ロボットが一定のトーンで、ノンストップで喋っているようなものです。リズムも抑揚もなくなり、不思議と不気味な印象が産まれます。さっきからこうして改行無しで書き続けていますが、どうですか?読んでて頭おかしくなってきませんか?

【4】同じ語尾が連続していないか

「〜だ。〜だ。〜だ。」というように、同じ語尾が連続すると締りがなく、稚拙なイメージを与えてしまいます。
このような場合は「〜だ。〜である。〜だ。」というように、語尾の表現を意識的に変化させましょう。
もちろん、文章全体では「だ/である」「です/ます」で統一する事を忘れずに。

【5】無意味な言葉や単語はないか

SEO業界が招いた弊害を2つ、心に留めておいてください。

  1. 「SEO目的」で文章を書くライターには、「1文字◯円」というように文字単価で報酬が定められている事が多く、不必要に文章を長くしようとする。
  2. 「SEO目的」で文章を書くライターは、「文章内でSEOキーワードを散りばめる」ように訓練されており、不必要な単語を出そうとする。

 

いいですか?ではこんな一文を読んでみましょう。

「まず最初に、ブログ記事のライティング、書き方のコツ・ノウハウに関する事について教えます。」

一見、問題ないように感じますが…こうするとどうでしょう。

「まず、ブログ記事を書くコツを教えます。」

【6】逆説の接続詞が連続していないか

「だが」「しかし」「でも」といった逆説の接続詞が続いてしまうと、主張内容や文の流れが二転三転してしまい、わかりにくくなります。
極端な例文ですが、たとえば次の文を読む時、肘がガクンとなる感覚を味わえると思います。

「約束の時間が迫っている。だが、ジャックはまだホテルの部屋にいる。
しかし、ジャックは慌ててはいなかった。取引相手は時間通りに現れないだろうと考えているからだ。
…だが、彼の読みは外れていた。ところが、この日のジャックはどうやらツイているらしい。しかし、…」

ズコー。

【7】同じ助詞を繰り返していないか

一文の中に「の」「が」「を」など同一の助詞が連続すると、稚拙なイメージを与えてしまいます。

「妻の父の書斎のアンティークの椅子の写真」
「私は今日は東京は雨は降らないと聞いていた」

読んでみると違和感を感じませんか?

【8】意味のない受身表現を使っていないか

「雨が降ると、傘をさします。」
「雨が降ると、傘がさされます。」

この2文は同じ意味ではありますが、下の方は受身表現となっています。
この場合、わざわざ受身の文にする必要はまったくありません。
受身にするのは、その主語に特別な意味がある場合だけです。

「万有引力は、アイザック・ニュートンによって発見されました。」
「アイザック・ニュートンは、万有引力を発見しました。」

どうでしょう?全く同じ事実を述べている2文ですが、ニュアンスが大きく異なりますね。
上の文は、万有引力が主語になっています。万有引力についての記事コンテンツであればこう書きます。
逆に下の文ではアイザック・ニュートンが主語になっていますね。ニュートンが主役の記事であればこちらで書くべきでしょう。

【9】文章を分割できないか

有力なWebメディアの記事であっても、ユーザーに「一文が長い」とツッコまれているものがあります。
なかなか読点が打たれず、だらだらと続く文章はそれだけで読みづらく、やはり稚拙な印象を与えます。
昔ネットで「15秒でわかるむかしばなし」というお笑い動画が話題になりましたが、無駄に長い一文とはこの印象に近いのではないでしょうか。

【10】わかりにくい専門用語はないか

僕は「ジャーゴンは避けよう」という言葉が好きです。複数のコンテンツマーケティングの指南書に、「ジャーゴンはわかりにくいから使っちゃダメだよ。」というような事が書いてあるのです。
で、「ジャーゴンって何や?」と思って調べてみると、”業界用語”というような意味らしいです。

ここまでの流れを見込んだギャグなのか、それとも彼らは真顔で書いているのか、僕にはわかりませんが、みなさん、ジャーゴンは使わないようにしましょうね。

【11】読みやすく工夫できないか

太文字や箇条書きを使うと、より読みやすく装飾することができますし、しかもこの過程は簡単です。
あなたは「鷹の目」で文章を読んでいきながら、「音読するとしたらここで語気を強めるな」「ここは要になる部分だな」というところは太文字にして強調してあげます。

また、同列で述べられる複数の事項があった場合は箇条書きにして、スッキリわかりやすく整理してあげましょう。
この工程はちょうど料理をお皿に盛り付けるようなものです。綺麗に盛り付けられた料理はそれだけで美味しく感じませんか?

編集とは料理の盛り付けを整えるようなものである

【12】 文章の塊ごとに見出しが設定されているか

最後になりますが、この投稿のように、文の塊ごとで区切り、それぞれに見出し文を設定します。
Wordpressであれば見出し文には<h>タグが付与されます。これはSEO上大事な役割を果たしています。

検索エンジンもタグの付いた見出し文を読んで、「このパラグラフは◯◯について書いてあるんだな」と判断しているんですよ。

編集次第で記事はいかようにもなる

以上、12の仕上げスパイスを紹介させていただきました。

コンテンツマーケティングがブームになって、その事例紹介だったり、記事の書き方について紹介するものは沢山ありますが、
ライターが魂を込めて書いてくれた文章の粗熱を取り、味を整え、お皿に盛りつける 「編集」という作業はあまり注目されていないように思います。

記事を活かすも殺すも編集次第。
そして、記事コンテンツは、コンテンツマーケティングの命。

 編集は、そんな命に最後の仕上げを加える、非常に重要な工程なのです。

さぁ、今一度、あなたのオウンドメディア上の記事を「鷹の目」で読み返してみてください。

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この記事を書いた人

中谷 直登

中谷 直登 (riverch)

名古屋のWebマーケティングオフィス、riverch代表。 SEOの知見・ノウハウを活かしたコンテンツマーケティングの支援を行っています。

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