オウンドメディア運用セミナー実施のご報告-株式会社Lifull Space様(HOME’Sトランクルーム運営)｜WEBマーケティングコンサルティング・丸投げ・実務代行のユナイテッドリバーズ

本日は日本最大級のレンタル収納検索サイト「HOME’Sトランクルーム」運営の株式会社Lifull Space(ライフルスペース)様にオウンドメディア活用方法&コンテンツマーケティングの社内勉強会のためにお伺いしました。同社は不動産・賃貸・住宅情サイト「HOME’S(ホームズ)」運営の株式会社ネクストの子会社です。

セミナー実施の背景

講師は弊社取締役兼CMOの岡崎です。先日出版した著書「効果がすぐ出るSEO辞典(翔泳社)」にも書きましたが、SEO対策のひとつに「オウンドメディアの運用」があります。現在多くの企業がオウンドメディアやコンテンツサイトに注力し始めていますが「オウンドメディアを自社内で運用したいけど、何から始めればいいのかわからない」「オウンドメディアを始めているけどアクセスが集まらない。」という企業様のご相談をうけることが増えてきました。

そのため、コンテンツSEOノウハウや運用テクニックなどを題材としたセミナーの開催を、企業様向けに実施する機会も増えてきています。今回のセミナーは二部構成で、一部では岡崎がオウンドメディアをはじめるにあたって必要な基礎知識、考え方、運用ノウハウについてご案内し、二部はLifull Spaceのみなさまにも参加いただき、オウンドメディアの方向性や、掲載記事のテーマについてディスカッションをいたしました。

一部：セミナー「オウンドメディア運用で気をつけたいポイント」

一部ではコンテンツSEOの説明から始まり、オウンドメディア運用で気をつけたいポイントや、Web担当者が陥りがちな注意点、自然リンクの獲得方法、アクセスを集めやすくする裏ワザなど幅広い内容についてお話をしました。

どのような記事がユーザーから評価されるのか。反響の大きかった記事とはどういうものか。弊社が実際に関わったコンテンツを事例として挙げつつ、具体的なテクニックを紹介しています。慣れない話が多かったと思いますが、前のめりになって聞いていただけたのでやりやすかったです。

二部：ディスカッション「バズが起きやすいコンテンツ企画」

二部では実際にオウンドメディアの方向性や、コンテンツ案を全員で考えました。改めて今回の施策の目的を整理し、ターゲットは誰で、どんなコンテンツであれば刺さるのか。ターゲットに訴求しつつもバズが起きやすいコンテンツに仕上げるにはどうしたらよいか、といった視点で議論を進めました。

ターゲットやコンテンツ案は事前にある程度考えていたのですが、議論をする中で新しい視点が次々と生まれてくるのが嬉しい誤算でした。Lifull Spaceのみなさまが、どれだけユーザーに対して真摯に向き合いながら事業を進めているのかという証だと思います。

お客様の声

代表取締役の奥村様と開発の山崎様に感想を聞かせていただきました。

弊社が運営するHOME’Sトランクルームは、文字通りトランクルームなどのレンタル収納スペースを探せるポータルサイトです。

おかげさまで事業は順調に成長しているのですが、そもそもトランクルームを認知しているユーザーが少ないという課題がありました。多くのユーザーは、荷物が多くて部屋が狭いと困ったときに、「売る」「捨てる」「あげる」という選択肢が先に思い浮かんで、「レンタル収納スペースを借りる」という発想にならないのです。

そのため、レンタル収納スペースという選択肢が思い浮かんでいない潜在顧客層にアプローチする手段を模索していました。社会的な価値があっても、必要としてくれる人に届いていないと意味がありません。そのため情報発信の場としてオウンドメディアが有効だと理解していたものの、調べてみると開発・制作費用が非常に高額であったり、運用面で何から手をつけていいか全くわからなかったりで、実施に踏み切れていない状況でした。

特に運用においては外部に全て委託するのではなく、自社で人材育成をしたいと考えており、その意味ではノウハウを提供してくれるセミナーを開催してくださり助かりました。今回のセミナーを活かして、多くの人にレンタルサービスの良さを知ってもらえるように今後は情報発信をしていきたいと考えています。

これから始める予定のサイト名のアイデアも、その場でポンポンと出すことができ、「大変そう」と思っていたオウンドメディアの構築や運用が楽しみに変わりました。「こんなアイデアどうですか？」と積極的にアイデアを出してくれ、ブレストしやすい雰囲気をつくっていただき、とても有意義なセミナーでした。はじめてのチャレンジなので大変だとは思いますが、これから一緒にサイトを作っていくことにワクワクしています。

まとめ

このたびは貴重なお時間をいただきありがとうございました。セミナー終了後も活発にご質問を頂き、皆様の熱意を感じました。回収したアンケートでは「記事の作成に悩まれている」「実際に記事執筆までをおこないたい」という感想をいただき嬉しく思いました。スムーズに運用が回るようになるまで、引き続きサポートをしてまいります。

弊社では「オウンドメディア丸ごとおまかせパック」という「開発」「運用」「記事執筆」まで対応するサービスがありますが、「自社でノウハウを溜めたい」「自社で人材育成をしたい」というご要望も多く、問題解決を一緒に考えながら、そのプロセスの中で企業様と担当者様に積極的に知識やノウハウを提供させていただいております。これからもコンテンツマーケティングに対する不安やお悩みを少しでも解決できるようなセミナーを開催してまいりたいと考えております。