ノウハウ集&コラム
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CVR向上に効く!Webデザインに役立つ8個の心理学テクニック
売れているECサイトや、CVRの高いランディングページには行動心理学が使われています。ユーザーが自然と買いたくなる、お得だと思ってしまうなんて夢のようなテクニックですが、難しいことはありません。知っているのと知らないのでは売上が大きく変わってきます。中には、自然と使っているテクニックもあるでしょう。改めて、どのような心理要素なのかをおさらいしながら、Webデザインに応用していってください。
楽天市場やアマゾンなど大手ECサイトには必ずあるレビューやSNSへの共有ボタン。これも行動心理学に基づいています。このウィンザー効果はいわゆる口コミです。良い商品を「良い」と共有することで、その商品が人気の商品や、安心して使える商品だと認識することで購買につながりやすくなります。
難しい日本語ではありますが、簡単にいうと葛藤に近いかもしれません。「あの商品がほしい。でもお金がない…でもほしい…でもお金が…」という葛藤をすることはよくあると思います。その不快を解消するために、自身の行動を変更することがあります。この場合ですと、貯金を始めるなどして買おう、と行き着くかたちになります。
あまり庶民には馴染みのないカクテルパーティーですが、もともとは大勢が集まるような騒がしいシチュエーションでも自分の名前が呼ばれると気づくと言うようなところから始まっています。
Webサイト上でユーザーが自分の名前が入っている広告を見ることはないでしょうが、この広告が「自分に向けて言われている」と認識させることはできます。対象としているユーザーの特徴などをキャッチフレーズとして使ってみると効果的かもしれません。
目立つものに目線が行くことを利用したものです。最近ですと動くバナー広告なども増えてきましたが、あれもハロー効果の一つです。また有名人を起用した広告なども「有名人が使っているから評価されている。安心である」と認識させることができます。
「通常価格5000円!でも今なら3500円!」と言った広告もよく見かけます。これは掲示された情報を基準点(アンカー。ここでは5000円)として、そこから判断に影響を与えていく心理傾向のことです。お得感がありますね。
専門家やその業界のプロなどの意見は正しいと思ってしまうものです。専門家のコメントや大学教授、学会の発表などのコメントが入ることで信頼性も高まりますし、期待感も大きくなります。
これもよく使いますし、見かけますね。「限定◯個」とか「地域限定品」などの謳い文句です。「私、限定品に弱いの」という人がいるくらいですから、それだけ効果的です。
これもよく見かけます。3つの価格帯の商品を用意し、5000円、2500円、1000円と値札をつけて売ると一番売れるのは2500円の商品であることが多々あります。これは、本当に売りたい商品を真ん中に置くことで、最上級品は他の選択肢がお得に見え、最廉価品は見栄を張りたいことが多いため選ばれない。よって真ん中の商品を選ぶという、「高すぎず、安すぎず」という商品に導くことが出来ます。
これらのテクニックはWebデザインに関わらず、営業マンもよく使っている手法です。人の行動心理を知ることで、売上を増やしていけるのであれば、是非取り入れていきたいですね。