ROI（アールオーアイ）｜WEBマーケティングコンサルティング・丸投げ・実務代行のユナイテッドリバーズ

ROI（アールオーアイ）とは、投資した資本に対し、どれだけ利益が生み出されたかを測る指標の一つであり、一定期間内に稼いだ収益の割合によって示される。「Return On Investment」の略語で、日本語では「投資対効果」や「投資収益率」と訳されている。利益を投資額で割ることにより算出され、通常100を乗じてパーセンテージで表される。企業や設備の収益性を測る際に多く用いられるが、インターネット広告の分野でも広告効果を明確にするために利用されている。

現在ROIはCPAやROASと並び、広告およびSEO対策において、ビジネスの効率化を図るための重要なマーケティングツールとなっている。特にクリック課金型の広告では、1クリックあたりの費用対効果を算出することにより、マーケティングの成否をスムーズに検討することが可能となる。例えば、広告コスト10万円をかけて、800円の利益が得られる商品を、500個販売できた場合、ROIは「（500個×800円－10万円）÷10万円×100＝300％」と算出され、広告掲載料1円につき、3円の利益が得られる計算となる。ROIが100％の場合は収支が0であることを示すため、投資継続の見極めはROIが100％以上の数値を示しているかが一つの基準となる。