WEBコンサルタント『サーチサポーター』の代表、敷田憲司です。
今回はライターの方やブログ運営をしている方、文筆業の方などが必ずぶち当たるであろう悩みについて書いてみます(もちろん私もよく悩んでいます)。
それは「ネタが浮かばない」という悩みです。
「時間がなくて書けない」ということもありますが、それは「時間の余裕さえ確保すれば出来る(スケジュールをうまくやりくりすればなんとかなる)」ことなので、解決出来ないわけではありませんが、「ネタが浮かばない」というのは根本的な問題であり、解決が難しいものです。
ネットサーフィンを行い、色々なサイトでネタを必死に探してみても見つからない、ネタが全く浮かばないということは結構あると思います。
そんなときはどうすればいいか、特にネットメディアを運営するに当たり、コンテンツ(記事)作成時にどうやってネタを探し出せばいいかを3つの方法でお話します。
(ちなみにこの3つの方法はいつも私が行っていることです。)
1.被リンク先からネタを探す
サイト(ブログ)運営を続けていると、言及(被リンク)されることがあります。
被リンクされることでユーザーの流入はもちろん、自然な被リンク(ナチュラルリンク)をいただけるので外部SEO対策としても有効なのは言うまでもありません。
また、他のサイトで言及されたということは、そのサイトのオーナーがあなたのエントリーについて「紹介(シェア)したい」「自分の意見、感想を言いたい」「反論、ツッコミたい」・・・etc 、という気持ちの表れでもあります。
書き起こすという労力を使ってでも言及したいという気持ちで行われているので、SNSで手軽にシェアされるよりも、そこに書かれた内容(コメント)は「濃い」ことが多いです。
また、あなたの記事に反応するということは、そのサイトのオーナーの感覚はあなたに近いか、まったく逆のどちらかでしょう。
どちらであったとしても、言及された記事やそれ以外の記事を読んでみると、趣味嗜好が近いなら興味深くて示唆に富んだことが書かれていたり、逆の場合は自分では考え及ばなかったことが語られていたりするので「新たな気付きを得る」チャンスとなります。
それをネタにすれば新たに記事を書き起こすことも出来ますし、補足情報を書いて、言及を返す(リンクを返す)ことも出来るでしょう。
2.過去の記事を見直す
これは以前のコラム「【初心者向け】過去の「振り返り」はSEOにも自分自身にも良い」」でも書きましたが、過去記事を見直すことは過去記事の改善(リライト、追記)に繋がるだけでなく、視点を変えて新たな記事として書き起こすことも出来ます。
時が経ち、経験を重ねることで、自分の書いた記事における新しい問題点や疑問点を見つけることが出来たなら、それを新しい記事に書き起こせばいいのです。
新しい記事として情報を追加することはサイトのコンテンツ充実にもなりますし、関連記事同士でリンクを張り、ユーザーが回遊しやすいよう、ユーザーに有益な情報を適切に案内する(ユーザビリティを上げる)ようにすることは、内部SEO対策にもなります。
3.オフラインでネタを探す
上記2つの方法ではネタが浮かばず、いよいよネット上でネタを見つけることが出来ないところまで来てしまった時はどうするか?
そんなときはネットから離れ、オフラインでネタを探しましょう。
特に本からネタを探すのはとても有効です。
新しい本に限らず、一度読んだ本でも「何か関連するネタ、役に立つネタはないか?」と思って読み返してみると見つかるものです。
(だからと言って、本に書いてあることをそのままコピペすることはダメですよ!)
また、人に会う(会話する)というのもネタ探しのよいきっかけになります。
何も関係のない雑談からでも、考え方、視点を変えるだけで自分が探しているネタに繋がるものです。
このように、オフラインでネタを探す最大のコツは「いつもと違う行動をしてみること」です。
日常と変わらない生活だからこそ自分の感性、アンテナに引っかかることがないとも言えるので、少し行動を変えることで考え方、視点も変えてみるのです。
(意図的に「考え方、視点をずらす」のです。)
案外新しいネタは身近に転がっているかもしれませんよ。
大切なのは自分に合った方法を模索すること。
自分に合った方法を模索しましょう
いかがでしたか?
この方法はあくまで私が行っている方法ですので、人によって合う合わないがあるでしょう。
そんなときは違った方法を考える、行動することはもちろんですが、書いてあることを鵜呑みにせずに自分なりにアレンジしてやってみるとよいでしょう。
これは私の持論ですが、「全てのノウハウは自分に合うようにアレンジ(最適化)して実行するからこそ、効果を発揮するものだ」と思っています。
今はすぐにネタが浮かばなくても、自分に合った方法をずっと模索し続けることで、いつの日かネタの方から寄ってきてくれる(ネタが降りてくる)日がやって来ますよ。