DMP（ディーエムピー）｜WEBマーケティングコンサルティング・丸投げ・実務代行のユナイテッドリバーズ

DMP（ディーエムピー）とは、「Data Management Platform」の略で、“オープンDMP”と“プライベートDMP”の2つに分類される。“オープンDMP”は、サイト訪問者のアクセスデータやデモグラ情報、興味・嗜好などを、外部と共有することができる、クラウド型のプラットフォームのことを指す。また、主に広告配信会社やDMP事業者が、インターネット上の様々なWebサイトのオーディエンスデータを一元管理・分析し、広告主などに向けて提供するサービスや仕組みをいう。広告主である企業は、オープンDMPから得られる3rdPartyデータを活用することで、オーディエンスに対して正確なアプローチをとることができる。

“プライベートDMP”は、CRMデータに他社の外部データを組み合わせたものと解釈され、広告主となる企業が蓄積している、アクセスデータやマーケティングデータ、顧客情報などと、外部から提供されたオープンDMPのデータを集約して構築した、その企業独自のプラットフォームを指す。各企業が独自に構築・保有、分析を行うため、人員やコストがかかり、導入へのハードルは高いとされる。しかし、広告配信だけに留まらず、顧客分析・商品開発など、幅広いマーケティング活動にも利用できるため、近年、プライベートDMPを導入している大手企業も増えている。