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I/O負荷

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I/O負荷とは、大規模なデータの出し入れ(Input/Output)により、ハードウェアやネットワークに負荷がかかることを指す。ハードディスクなどの記憶媒体に対するデータの読み書きを「ディスクI/O」、ネットワークに対する入出力を「ネットワークI/O」と呼ぶ。データ処理が遅い場合、CPUの能力やメモリ不足なども原因として考えられるが、「ディスクI/O」と「ネットワークI/O」にかかる負荷がボトルネックになることが多い。ディスクI/Oに対する負荷は、処理限界に達する前の使用率で状態を把握し、限界に達している際には、キューの量からその深刻度合いを確認する。また、ネットワークI/Oに対する負荷は、帯域使用率により状態を把握することができる。

I/O負荷を軽減するためには、無駄なI/Oが発生しているプロセスを改善することが有効な解決策となる。そのほか「ディスクI/O」の場合は、記憶装置の増設やディスクやコントローラの高速化、データベースサーバとストレージを広帯域のネットワークで結ぶなど、ハードウェアを強化することにより、ボトルネックを改善することが可能となる。また、「ネットワークI/O」の場合は、クライアント側やサーバ側、通信経路など、さまざまな要因が考えられるが、ジョブを分割して実行することが有効な手段となる。

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この記事を書いた人

岡崎良徳

岡崎良徳

株式会社ユナイテッドリバーズの取締役兼CMO。口だけではなく手も出すSEOコンサルです。
ビジネスキャリア:年商100億円規模の家電系ECのサイト責任者兼AV・PCバイヤー→新卒求人媒体の法人営業→地域情報CGMの事業責任者→現職。
幅広い経験から最適な提案を導き出します。

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