初めまして。 WEBコンサルタント『サーチサポーター』の代表、敷田憲司と申します。
今回より株式会社ユナイテッドリバーズさんで、「検索」をテーマにWEB関連の情報、技術(SEO、SEM、アクセス解析など)について記事を書かせていただくことになりました。
専門的、技術的なことがよく分からない人でも読み物として面白く、かつ、理解していただけるように記事を書いて行こうと考えています。
是非ご覧ください。
それでは早速ですが、最初の投稿です。
SEOを行う前に明確にしておくこと
最初はSEOを行う前に明確にしておくことについてお話いたします。
それは目的(コンバージョン)を明確にしておくことです。
※ コンバージョンは交換、変換という意味ですが、ここではWEBサイトにて得られる最終的な成果の意味で使われます。(例えばECサイトであれば商品の予約や購入、企業サイトであれば求人の問い合わせなどです。)
これをしっかり決めておかないとSEOはもちろん、サイトそのものの役割、存在意義すら揺らいでしまいます。
(決して大袈裟に言っているわけではありません。)
何のためにSEOを行うのか。
そして、SEOで人(ユーザー)を集めてどうするのか。
目的(コンバージョン)を明確にしておかないと、SEOを行う意味すらなくなってしまいます。
SEOは手段であって目的ではありません
SEOを推進する立場の私が言うのもらしからぬことですが、SEOに拘りすぎてはいけません。
SEOは(人を集める)手段であって目的ではありません。
あくまで目的を達成するための有効な手段の一つです。
人を集める方法なら、同じ検索から「広告を出稿すること」で集めるリスティングという方法もありますし、今ならSNS(ソーシャルネットワークサービス)を使って人を集めるという方法もあります。
誤解を恐れずに言うならば、SEOに拘り過ぎて疲れてしまうくらいならSEOの手法など一切考えずにユーザーに有益な情報(商品、サービス)を紹介することだけを考えてコンテンツを作ることに専念するほうがよいでしょう。
PVと検索順位に一喜一憂しない
また、SEOを行うと、どうしても「自然検索流入が増える=PVが増える」ことや、「検索順位が上昇する」ことに目が行きがちですが、PVの増減や検索順位ばかり気にすることはよくありません。
PVの増減や検索順位はSEOの成果として分かりやすい数字ではありますが、「その数字の上昇=目的の達成」ではないからです。
( あくまで一般的には確率が上がるというだけのことです。)
「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」と言いますが、的がない(目的から外れている)ところで数を撃っても当たることがありません。
今は質のよいコンテンツを作ればSEOになる
SEOも目的がしっかり決まっていないと行う意味がない、効果も薄くなることがお分かりいただけたでしょうか。
今は検索エンジンのアルゴリズムも進化したことにより、「ユーザー目線のコンテンツ」「質のよいコンテンツ」を作ればそれだけでコンテンツSEOになりうる時代とも言えますが、その質を決めるのはやはり明確な目的があってこそです。
SEOを行う前に明確な目的(コンバージョン)を決める。
これをしっかり意識した上でSEOを行いましょう。
より具体的なSEO対策の手法は以下の記事で紹介しています。ぜひご覧ください。
SEO対策でやるべきことはたった4つだけ!アップデートで単純明快になった【2015年最新版、随時更新】