内緒話で画像を探したら、この田中みなみもどきの女性の写真が出てきたので使っておきます。
リンク否認は積極的に
ちょっとこのネタを書くか迷ったのですが、ちょうどペンギンアップデートもあり、
ペンギンアップデート3.0更新はまだ継続中、リンクの否認はペンギン以外のアルゴリズムも使う | 海外SEO情報ブログ
↑有名なブログでこんな記事も出ていたので、書こうと思います。
自社だけで対策させていただいた場合には、大量のリンクをチェックして否認して…。というケースはないのですが、
お客様によっては、「いろんな会社を使ってきたので、リンクが10,000URLくらいある」という方も過去にいらっしゃいました。
そんな状態で放置する訳には行かないので、当然否認の対応をしてきました。
明確にGoogleからメッセージが来ていたケースでご相談いただくこともあったので、ペナルティ解除の対応もさせていただいたこともあります。
結果としては、否認(→状況によって再審査リクエスト)をして、
施策を一からやり直すことで、きちんと順位は戻っています。
↑これもよく見かけると思いますが、こんな動きです。
ペナルティを受けていた場合は、解除されてから何もしなくてもすぐ戻る訳ではないのですが、
1ヶ月半から2ヶ月程度施策をし直しつつ待つと戻ってくることが多いと思います。
リンクの否認について、
↑この注意書き(これは高度な機能であるため、慎重に使用する必要があります。使い方を間違えると、Google 検索結果でのサイトのパフォーマンスに悪影響が及ぶ可能性があります・・・)を気にしてあまりやりたがらない方が多いように感じるのですが、
個人的には問題がありそうなもの(人工的に貼ったとわかるもの)に対しては、積極的に否認をして良いと考えています。
割合や内容(貼られてるだけで基本的にまずいサイトもいくつかある)にもよるのですが、
数本とかであれば放置しても良いこともあるかなとも思います。
なんというか、基本的になんでも「気づかれている」と思った方がいいと思います。
「なるべく気づかれないように」する術もいくつかあるはずですが、その辺りの話はまた別の話にします。
チェック作業と否認作業はシンプル。チェックするURLの本数も減らせる。
さて、
リンクの否認やガイドライン違反を見つけて手動で対応した旨、Googleからメッセージが来た際の対応について
色々なところで解説されていますが(例:Googleガイドライン違反ペナルティの解除方法 | SEO 検索エンジン最適化←リンク以外のガイドライン違反についても詳しく解説されています。)
肝心のリンクの目視とか目視した後「どのリンクを否認するか」とか判断について、明確に書いているところはないので、
チェック作業は大変で、なかなか自分ではできないかな…。と思われているサイトの担当者の方はいらっしゃらないでしょうか?
- あらかじめ「ダメ」と判断できるものについて知っておく
- ちょっとしたエクセル作業の工夫
- 便利なツールを使う
あたりをすると作業時間をかなり短縮でき、経験上ペナルティを受けた場合でも解除ができる印象を持っています。
※先日のアップデートでは、警告が来ないパターンが多かったようなので、今後どの程度効果を発揮するかわかりませんが、
否認自体は、ペンギンアップデート以外でも使う旨、公式にも話せているのでやっておいて損はないかと思います。
あらかじめ「ダメ」と判断できるリンクについて知っておく
否認すべきリンクは事前にわかります。エクセルのオートフィルタで先に削除しましょう。
- 無料ディレクトリ、一部の有料ディレクトリのリンク(URLに規則性がある)
- 日本語サービスなのに中国からのリンク(.cnや数字のみのドメイン名が多い。)
- 相互リンクやリンクプログラム、フッタやサイドの全ページ固定のテキストリンク(yomi、cgiなどを含むもの、全ページ固定のリンクはやたらページ数が多い。)
↑こんな感じで、先に怪しいURLにつく拡張子であったり、URLの内容を検索して、
該当したものを削除していきます。
有料ディレクトリに関しては、かなり前ですが話題になりました。
大手ディレクトリのペナルティーについて|ナッキー・コンサルティング | ネット集客ブログ|ナッキー・コンサルティングのブログ
↑よく紹介されていた記事を紹介しておきます。
既にnofollowになっているところも多いですが、該当があればこちらもURLは共通ですので、
エクセルでソートして否認するURLとして分類するのが無難だと思います。
他についても、フィルタで検索して事前に分類し、
URLの総数を減らしておきましょう。
ちょっとしたエクセル作業の工夫
ここまで削除をしてもおそらく10,000URLくらいあったのが8,000とかになっただけだと思います。
この段階で目視でチェックすると慣れてても丸一日くらいかかってしまうので、
まだ目視チェックはしません。
シンプルなのですが、ここからドメインでソートします。
細かくキャプチャ紹介します。
まず、一列まるごとコピペして、「http://」「https://」をなくします。
/を「,」あたりに置き換えます。(ここはやらなくてもOKです。)
区切り位置でカンマ区切りにして、
B列にドメイン名が残るようにします。(不要な列も削除)
で、ドメイン名の列で重複を削除すると・・・(重複削除の前にシートをコピーしてください。後で全部のURLが入っているシートも使います。)
↓こんな感じで9,000あったURLが3,000くらいに減りました。※この例は意外と減らなかった例です^^;大体10分の1くらいになることが多いです。
簡単なことですが、ここが今回の記事の肝でした。
1万URLとか言われると、自分じゃ無理だと思いがちですが、ドメインでソートすると意外と3桁くらいに減ります。
下で紹介するツールと合わせると、かなり作業時間を短縮できると思います。
ここから目視チェックして、判定をドメインで重複削除した方のシートにメモしていき、
(チェックの基準としては、基本的に自分で外せない人工的なリンクは全て。で良いです。
改めて補足が必要そうだったら、チェックの基準についてもまた書きます。)
結果をVLOOKUPで調べて判定結果を全部のURLが入っているシートに反映します。
この結果をtxtファイルにして、否認ツールでアップロードすれば完成です。
手動の対応が行われている場合には、再審査リクエストも忘れずに。
細かい手順は
Googleガイドライン違反ペナルティの解除方法 | SEO 検索エンジン最適化
↑ここをご参照ください。
便利なツールを使う
チェックする本数を減らしたら、今度は一気にチェックできるツールを使ってチェックしていきます。
Chromeの拡張機能を使うと、コピーしたURLを一気にブラウザで開くことができます。
↑これです。
こんな風にコピーして、
↓赤枠のボタンをクリックするとコピーしたURLが一気に開きます。
一個ずつコピペして、開くと数百件でもまだ大変だと思うのですが、
この機能を使うと大体一気に30件くらいは開けるので、
900本であれば30回で完了できます。
なれると見てすぐ大丈夫なもの、ダメなものは判断できるようになりますから
2、3時間もあればチェックは終わります。
何十万も料金を取って、リンクチェックを販売しているところもあるそうですが、
作業自体はこんなものです。
もし、あれ?できそうかも。という方はぜひやってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございますm_ _m
また一週空いてしまって申し訳ありませんでした。
※追記です:
こちらの記事に反響いただいた皆様ありがとうございます。
関係ある人がそんなに多くない話題なので、予想以上にブックマークやツイートなどいただき、驚いています。
宣伝になってしまうのもよくないかと思い、記載していなかったのですが、
googleペナルティ解除支援 | 東京、千葉、木更津などのSEO対策会社はユナイテッドリバーズ
↑会社の方ではこんなサービスもしています。
基本的にはこの記事に記載した作業を行い、
解除されれば、成功報酬をいただく。という形でサービス提供をしております。
解除だけだと、順位は戻らないケースもあるので、
ご要望があれば、コンテンツ作成やサイト改修のご提案など、回復に必要な施策をご提案しております。
記事公開後、数件知人からご相談いただいたのですが、
もし自分だと難しかった、判断がつかなかったなどあれば一度ご相談ください。
リンク否認/ペナルティ解除後は再度対策のやり直しが必要です。
今度はペナルティを受けないように最新のやり方で進めましょう。↓こちらです。
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